何回やっても迷う、ぱっと出てこない畑の数字達…
家庭菜園を始めたばかりの頃、誰もが一度は迷うのがこの3つです。
- 畝の長さと株間から、植えられる株数を簡単に計算したい
- 「10aあたり30kg」と書かれた基準から、自分の畑に必要な施肥量を知りたい
- そもそも 1aや1反って何㎡?何坪?
 私自身もノートと電卓を片手に計算しては間違えたり、単位がこんがらがって混乱していました。ぶっちゃけ…未だに、よく間違えるし、ぱっと計算出来なくて困ることが多いです。
そこで今回、初心者でも迷わずに面積や株数、施肥量を確認できる便利ツール をブログにまとめました!
「もう一度計算したい」「施肥量をサッと確認したい」ときにすぐ見返せるので、ぜひこの記事はブックマークして活用してくださいね。
面積の単位「a(アール)」とは?
 家庭菜園や農業では、面積を表すときに ㎡(平方メートル)・a(アール)・反(たん)・坪(つぼ) がよく登場します。
 でも、この単位が混ざっているので「結局どれがどれくらい?」と迷ってしまう方も多いはず。   「反」で説明する説明書きや、「㎡」で説明するパターンも混在してて、プシューと頭から煙がでますよね!
簡単に整理すると
- 1a(アール) = 1畝(せ) ≒ 100㎡(10m×10m) ≒ 約30坪
- 10a = 1反(たん) ≒ 1,000㎡ ≒ 約300坪
- 1町 = 10反 = 約10,000㎡ ≒ 約3,000坪
つまり「1a」はテニスコート半面ほど、「10a(1反)」はテニスコート4面くらいの広さです。
【まとめ】面積換算表
| 単位 | 広さの目安 | 坪換算 | 
|---|---|---|
| 1a(アール) = 1畝(せ) | 約100㎡(10m×10m) | 約30坪 | 
| 10a = 1反(たん) | 約1,000㎡(100m×10m) | 約300坪 | 
| 1町(ちょう) = 10反 | 約10,000㎡(100m×100m) | 約3,000坪 | 
これを頭に入れておけば、施肥量や作付け計画の計算がぐっと分かりやすくなりますよ。
畝に何株植えられる?株数計算ツールで一発解決
家庭菜園で野菜を育てるとき、よくある悩みが 「畝に何株植えられるか分からない」 ということですよね。
手計算だと株間・条間・畝の長さを考えて計算しなければならず、面倒ですよね。
そこで作ったのが 株数計算ツール です。
入力するのは以下の4つだけです。
- 畝の長さ(m)
- 株間(苗と苗の間隔)
- 条間(畝の列と列の間隔)1列の場合でも0以外の数字を入れてください
- 何条植えか(1条、2条、3条…)畝の中に何列植えるかということです。
これを半角数字で入力して「計算する」を押せば、すぐに 植えられる株数 が表示されます。
例えば、株間30cm、条間60cm、2条植え、畝の長さ5mと入力すれば、パッと「何株植えられるか」が出るので、苗の準備数が一目で分かります。
手計算だと「30で割って、さらに掛けて…」とややこしいですが、このページなら一発でOKです。
肥料はどのくらい?施肥量計算ツールで効率的に、無駄なく施肥して節約
もう一つの悩みが 「肥料をどれくらい入れたらいいのか分からない」 ということ。
施肥基準は「10aあたり○kg」と書かれていることが多いですが、実際に自分の畑に当てはめるのは意外と大変です。
そこで作ったのが 施肥量計算ツール。
施肥量計算ツールの使い方
- 施肥基準量を入力
 栽培マニュアルやタネ袋を見て、その作物にあった窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の量を確認。それぞれ10aあたりの必要量をkgで入力してください。
- 面積の入力方法を決めてください。
 a(アール)、㎡(平方メートル)が選べます。
- 上記で決めた単位で施肥面積の入力してください。
- 使用する肥料の成分を入力してください。
 袋などに書いてある数値を半角数字で入力してください。(例: 8-8-8)
 👉 ボタンを押すと、あなたの畑に必要なおおよその肥料量が表示されます。
注意:計算結果はあくまで目安です。圃場の残肥や土質に応じて調整してください。
苗の数から必要な畝の長さを求めるツール
苗を買ったのは、良いけどどれくらい畝の長さが必要なんだろう。って思うこともありますよね。なので苗の数から、株間と条数を入力することで必要な長さを求められるようにツールを作りました。
畝の長さ計算ツールの使い方
- 苗数を入力してください。
- 株間、条間を入力してください。条間は参考数値です、1以上の数字を入力してください。
- プルダウンから条数を選ぶか、5条以上はその他を選んで直接入力してください。
👉 半角数字で入力して「計算」ボタンを押せば、すぐに 必要な畝の長さが表示されます。
注意1:計算結果はあくまで目安です。作業効率や畝端の余裕(1株分程度)を考慮して余裕を持った長さを確保してください。
注意2:管理機やネコ車を走らせる場合は、畝の両端に更に1メートルほど通路幅をもたせるのがおすすめです。計算結果に2メートル程度たして畝作りしてみましょう。
株数計算・施肥量計算・畝長ツールを使うメリット
ここまで紹介したツールを上手く使うことで、理想的な畑や作付け計画が組み立てられると思います。苗や肥料も高騰してので、無駄なく用意したいですよね。また畑や家庭菜園スペースも限りがありますので、ツールを使って計画を練るのも良いと思います。
- 苗や肥料を無駄なく準備できる
- 作付け計画が立てやすい
- 家庭菜園初心者でも安心して栽培できる
まとめ
「何株植えられる?」「肥料はどのくらい?」「どれくらい畝の長さが必要?」
家庭菜園をやっていると必ず出てくるこの疑問に、少しでも役立つようにツールを作ってみました。
これで、植え付け前の計画や苗の準備、肥料の購入などがスムーズになるはずです。
ぜひ一度使ってみて、あなたの家庭菜園計画に役立ててください!
 
  
  
  
  
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